きょうの動意株

電気興は中間業績の下方修正が再び失望売り招き安値覗く

6706 電気興業 株価チャート

 電気興業(6706)は、寄り付きの売り気配から53円安の795円まで売られ5日ぶりに急反落、8月17日につけた年初来安値784円を覗いている。前日に今9月中間期業績の下方修正を発表、スティール・パートナーズ思惑の後退と8月10日公表の今期第1四半期(1Q)業績の大幅減益着地に続き失望売りが先行している。同社の中間期業績は、売り上げが期初予想を21億円、経常利益が7億5000万円、純利益が4億5000万円それぞれ引き下げられ、純利益は10億円(前年同期比52%減)と減益率を悪化させる。電気通信関連事業で中間期に予定していた移動体通信用アンテナの売り上げが、下期に繰り越されたことが下方修正要因となった。通期業績は、期初予想を据え置いたが、それでも純利益は25億円(前期比39%減)と前期の過去最高から大幅減益となる。株価は、世界同時株安の波及で784円と1年ぶりの安値水準まで下げたが、この急落を加速させたのが、スティール・パートナーズの一連の株式公開買い付け失敗と1Q悪業績で、1Q経常利益は前年同期比48%減、純利益は65%減と大きく落ち込んだ。スティールパートナーズ関連で4%強に回る配当利回りとの兼ね合いで下値を探る展開が続こう。

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