きょうの動意株

東芝機は東芝の保有株売却で需給悪化懸念強まり急反落

6104 東芝機械 株価チャート

 東芝機械(6104)は、35円安の835円と急反落している。前日30日に親会社の東芝(6502)が、保有株のうち2224万株(発行済み株式総数の13.3%)を売却し、保有比率を33.4%から20.1%に引き下げると発表、昨年11月ー12月に実施された東芝セラミックスのMBO(経営陣による株式公開買い付け)を連想するグループ再編思惑は不発で、需給悪化を懸念する売り物が先行している。同社も、前日同時に700万株(同4.2%)、84億円を上限とする自己株式取得を公表しているが、反応は限定的にとどまっている。東芝の東芝機械株式売却は、東芝の資金効率向上と東芝機の株式分布状況と流動性を考慮して、今期上半期中に株式市場への影響を勘案、証券会社を通じたブロックトレードなどで実施する予定で、売却額は約200億円を見込んでいる。一方、東芝セラミックスのMBO時は、同社株をはじめ東芝テック、芝浦メカトロニクスなどのグループ会社に再編思惑が波及し株価が動意付いた。東芝が、半導体、原子力発電、パソコンなどにさらに経営資源を集中するとの観測が強まったことを背景にした。このところの東芝機の株価は、今年7月に今9月中間期業績を上方修正したのもかかわらず、7月高値1224円から802円安値まで30%を超える棒下げとなった。PER14倍台の割安株価は、逆張りも一考となりそうだ。

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東芝機 (6104)

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