きょうの動意株

シンキは大幅赤字転落と第3者割当増資を嫌い最安値更新

 シンキ(8568)は、34円安の115円と続落し8月23日につけた上場来安値145円を下抜いている。前日に大幅赤字転落となる今9月中間期・3月通期業績の下方修正と中間期配当の見送り、さらに株主割り当ての第3者割当増資を発表、需給悪化・希薄化懸念も強まり嫌気売りを浴びている。業績下方修正のうち通期業績は、売り上げは期初予想を17億円上回るが、経常利益は190億円引き下げられて197億円の赤字(前期は8億300万円の黒字)、純利益も200億円ダウンされて198億円の赤字(同154億3500万円の赤字)と赤字転換する。昨年12月に成立した改正貸金業規正法に従い、同社は今年4月から新金利での融資業務をスタートさせたが、新金利への移行が困難な顧客に対して、リボルビング貸付を停止して債権残高を圧縮することとし、将来発生が見込まれる損失を総額200億円の引当金として積み増すことが要因となる。一方、第3者割当増資は、新金利体系ビジジネスへの移行に向け早期にバランスシートを健全化するために実施するもので、10月17日現在の株主に対して1株につき3株(発行価額100円)を割り当てる。発行新株式数は、2億1082万6245株、発行総額は210億8262万4500円となり、調達資金は借入金の返済、社債の償還資金に充当する。株価は、今年2月の前期業績の下方修正、赤字拡大で下げ加速となり半値評価と落ち込んだ。なお底値模索が続こう。

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