きょうの動意株

パソナは1Q2ケタ減益も悪材料出尽くし感から続伸

 パソナ(4332)は前場、9000円高の15万7000円と高値引けで急続伸した。前日に今5月期第1四半期(1Q)決算を発表、2ケタ減益で着地したが、通期業績は期初予想通りに過去最高更新を予想したことから、悪材料出尽くし感から下値買い継続となった。同社の1Q業績は、前年同期比7%増収、33%経常減益、29%純益減益となった。派遣需要が堅調に推移、派遣労働者数も増加したが、人材確保に向け一部地域の派遣スタップに交通費支給を開始し、社会保険料率の改定も重なるなど人材派遣事業の粗利率が低下、収益性の高い人材紹介事業やアウトソーシング事業で吸収したが2ケタ減益にとどまった。中間期・通期業績は、期初予想を据え置き、通期純利益は44億3000万円(前期比5%増)と3期ぶりの過去最高更新を予想している。株価は、7月に発表した前期業績の下方修正を嫌い4万5000円の急落となり、今期の増益転換予想で持ち直したものの再度、下値を模索、上場来安値14万1000円まで売られた。信用取組は株不足、PERも15倍台と下げ過ぎ示唆となっており、一段の底上げ継続となりそうだ。

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