きょうの動意株

図書印は第3者割当増資とリストラ効果が綱引きし小反落

7913 図書印刷 株価チャート

 図書印刷(7913)は、寄り付きの4円高から6円安の355円と売られ、7営業日ぶりに小反落している。前日27日に凸版印刷(7911)を割当先に第3者割当増資を実施すると発表、希薄化懸念と連結子会社化によるリストラ進展期待が綱引きし売り買いが交錯している。凸版は、すでに図書印の株式を25.98%保有、取締役9名中5名も派遣しているが、図書印が新社屋を建設し経営の効率化を進めることをサポートし増資を引き受ける。第3者割当増資は、1139万6000株の新株式を10月12日払い込み、発行価額351円で発行、増資後の凸版の持ち株比率は44.17%に高まり連結子会社となる。手取り調達資金39億8499万円は、建設費47億円で来年6月着工、2009年12月完成予定の新社屋の建設資金に充当する。同社は現在、都内4カ所に事業所を展開、このうち3カ所が賃借物件で、年間約3億6000万円の賃借料を負担しており、新社屋建設により賃借料、物流費、通信費などの削減により収益の向上が見込めるとしている。増資そのものの業績への影響は軽微としている。株価は、低位値ごろと信用取組が株不足となる需給優先の値動きに終始しており、8月17日につけた年初来安値320円で思惑再燃となりそうだ。なお凸版は一時、23円高の1210円まで買われ続伸している。

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図書印 (7913)

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