きょうの動意株

クレハは中間業績上方修正見直し割安訂正で続伸

4023 クレハ 株価チャート

 クレハ(4023)は、8円高の527円と3日続伸し、年初来安値水準の500円台の攻防場面からの底離れ気配を強めている。8月6日に今3月期第1四半期(1Q)決算とともに9月中間期業績の上方修正を発表、株価は上ぶれたものの、ポリ塩化ビフェニール(PBC)が検出された工業薬品トリクロロベンゼンの全量回収の後遺症で上値の伸びが鈍いとして材料出尽くし感から100円安となっており、改めて好実態見直しから下げ過ぎとして割安株買いが継続している。同社の中間期業績は、売り上げが期初予想より10億円、経常利益が12億円、純利益が1億円それぞれ引き上げられ、純利益は11億円(前年同期比14%増)と減益率を縮小する。下半期に見込んでいた医薬、農薬の一部売り上げが上半期に計上され、販売構成変化による利益率の向上、上半期予定の一部経費の下半期ズレ込みも重なり上方修正につながった。通期業績は、期初予想を据え置き、純利益は60億円(前期比2%増)と前期の過去最高を連続更新する。株価は、この1年来の500円台の100円幅のボックス下限を再三試しており、トリクロロべンゼンの出荷も再開しているだけにPER16倍台の割安訂正が期待されている。7月高値617円を目指す底上げが想定される。

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