きょうの動意株

三洋電は携帯電話事業売却報道も反応限定的で小動き

 三洋電機(6764)は、4円高の192円の小幅続伸している。この日付けの新聞、テレビで同社の携帯電話事業を京セラ(6971)に500ー700億円で売却することで基本合意したと報道されたが、反応は限定的で売り買いが交錯している。同事業売却は、今年9月に携帯電話販売代理店子会社・テレコム三洋の全株式を譲渡した際にも憶測され小幅反応高にとどまった。同社は、経営再建に向け環境・エナジー関連事業と収益部門への「選択と集中」を進める新3カ年中期経営計画を今秋にまとめる予定としているが、報道では不振の携帯電話事業を切り離し経営再建を加速するとされた。京セラは、同事業を取り込むことによって三洋電の北米の販路を確保、海外事業を強化する。買収額は、500ー700億円と報道ごとにバラつきがあるが、資産査定次第でなお変動するとされた。三洋電は、半導体事業売却も国内独立系投資ファンドのアドバンテッジパートナーズと最終交渉中とされている。なお両社は、寄り付き前、寄り付き後にそれぞれコメントを発表、話し合いを進めていることは認めているが、「現時点で決定事実はない」とした。三洋電の株価は、底ばい継続となっているが、新経営計画策定に向け各種リストラ策が思惑を高めることになる。なお京セラは、50円高の1万700円と3日続伸となっている。

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