きょうの動意株

ファーストリテイは下ぶれ減益業績と減配を売り急続落

9983 ファーストリテイリング 株価チャート

 ファーストリティリング(9983)は、寄り付きの売り気配から660円安の6850円まで売られ急続落している。前日11日に発表した2007年8月期業績の下ぶれ・減益着地、減配が嫌気売りされており、11日米国市場の小売り株安やウォルマート・ストアーズの1株当たり利益見通しが引き下げられたことなども連想売りされている。同社の前8月期業績は、第3四半期決算発表時の今年7月に下方修正されているが、この減額値を下回り前々期比17%増収、11%経常減益、21%純益減益となった。店舗面積が1000坪級などの大型店21店舗の出店効果で増収となったが、天候不順による在庫処分による粗利益率低下や、事業成長のための人件費増、ブランディング強化のための広告宣伝・販促費増などで減益となった。減益となったことから業績連動配当方針に基づき、期末配当を従来予想の70円から60円に下方修正して年130円(前々期実績130円)とする。今8月期業績は、売り上げ5700億2000万円(前期比8%増)、経常利益728億5000万円(同12%増)、純利益388億円(同22%増)と増益転換を見込み、配当は年間130円を据え置く。株価は、7月の業績減額で窓を開けて急落、天候不順による月次売り上げの伸び悩みも響き下値を固める調整が続いた。再び下値を試す展開は不可避となる。

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