きょうの動意株

富士通は今度は中間業績を一転して上方修正し急反発

6702 富士通 株価チャート

 富士通(6702)は、寄り付きの買い気配から35円高の851円まで買い進まれ3営業日ぶりに急反発している。同社は、今期第1四半期(1Q)決算公表時の今年7月に今9月中間期・3月通期業績を下方修正しているが、前日22日に今度は一転してその中間期業績の上方修正を発表、信用売りの買い戻し主導で下値買いを誘発している。同社の中間期業績は、売り上げが7月修正値を630億円、経常利益が220億円、純利益が100億円それぞれ上回り、純利益は100億円の赤字(前年同期は148億円の黒字)と赤字転落幅を縮小する。前回の業績減額は、1Qから実施した「棚卸資産の評価に関する会計基準」の早期適用が要因となったが、今回はテクノロジーソリューション事業のサービスビジネスやパソコン、携帯電話が伸長したほか、サーバ関連などで費用の効率化を進めたことが増額修正要因となった。3月通期業績は、年度末に集中度が高いプロダクト関連で不確定要素があり、ロジックLSIやHDDでも収益性の見極めがつかないとして7月修正値を継続した。株価は、前回の業績減額をきっかけに635円安値まで300円超の急落となり、この急落幅の85%を戻すV字反騰をするなど値動きの激しい展開となった。信用取組は1倍割れと強弱感が拮抗しており、需給主導の展開が続こう。

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