きょうの動意株

大平洋金は急反落、通期業績を再減額し増配幅も縮小

5541 大平洋金属 株価チャート

 大平洋金属(5541)は、寄り付きの売り気配から224円安の1525円まで大きく売られ急反落している。前週末26日に今2007年9月中間期の下方修正、3月通期業績の再下方修正、さらに中間期・期末配当の増配幅の縮小を発表、再度の下値模索となっている。同社は、今期第1四半期(1Q)決算発表時の今年7月に9月中間期業績は増額、3月通期業績は減額するイレギュラーな業績修正を行い、株価は8月の1268円安値まで1200円幅の急落を演じた。今回は、この中間期業績を下方修正するとともに、通期業績を再減額した。主力製品のフェロニッケルの主需要先のステンレス鋼業界が、夏場以降に在庫増加やLMEニッケル価格の先安感から減産体制に入り、フェロニッケルの販売数量が下期も低迷することが再減額要因となった。通期業績は、売り上げを7月減額値より233億800万円、経常利益を123億7400万円、純利益を70億8100万円それぞれ引き下げ、純利益は319億700万円(前期比22%増)と連続して過去最高は更新するが、更新幅を縮小する。中間期・期末配当は、期初予想の30円を24円に引き下げ、年間配当60円としていたのを48円(前期実績27円)とし増配幅を縮小する。株価は、5月につけた上場来高値2685円からの調整幅の半値戻し寸前までリバウンドしたが、再度の下値調整は避けられない。

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大平洋金 (5541)

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