きょうの動意株

テルモは大幅反落、中間業績上ぶれ着地も利益確定売り膨らむ

4543 テルモ 株価チャート

 テルモ(4543)は、300円安の5490円と大幅反落となっている。前日29日に2007年9月中間期決算を発表、10月19日に報道された業績上方修正観測通りに中間期として過去最高を更新すると同時に、3月通期業績も上ぶれ修正し、市場コンセンサス通りだったが、好材料出尽くし感から利益確定売りが膨らんでいる。同社の中間期業績は、増額観測通りに前年同期比13%増収、16%経常増益、24%純益増益と大きく伸びた。欧米を中心に高付加価値のカテーテルや人工肺システムなどが続伸し、国内も血液バッグや血糖値測定器などなどを中心に復調、円安効果も上乗せとなり上ぶれ着地となった。3月通期業績は、売り上げを期初予想より50億円、経常利益を10億円、純利益を8億円引き上げ、純利益は420億円(前期比12%増)と前期の過去最高を大きく更新するとともに、市場コンセンサスの442億円に接近する。株価は、7月のキリンホールディングスとの業務・資本提携や500万株(発行済み株式総数の2.4%)、250億円を上限とする自己株式取得などをテコに上場来高値6150円まで買い上げられスピード調整している。PERは割高だが、大幅株不足となっている好需給から売り方の買い戻し主導で突っ込み買いも入ろう。

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