きょうの動意株

大阪チタは業績上方修正も事前観測下回り3日続急落

5726 大阪チタニウムテクノロジーズ 株価チャート

 大阪チタニウムテクノロジー(5726)は、1000円安の1万420円と3日続急落となっている。前日29日に2007年9月中間期決算の開示と同時に、今3月通期業績の上方修正と期末の記念増配を発表、経常利益が事前の観測報道を下回ったことから利益確定売りが膨らんでいる。同社の中間期業績は、期初予想を上ぶれ前年同期比26%増収、34%経常増益、29%純益増益と伸びた。展伸材向けスポンジチタンの需要が、国内ではアジア、中東の電力・化学・海水淡水化などのプラント物件や船舶用熱交換器向けに伸び、輸出では航空機向けの新規受注が堅調に推移、半導体関連製品で多結晶シリコンの需給ひっ迫、販売価格改善も寄与した。3月通期業績は、来年1月出荷分からの輸出展伸材向け新規契約価格のさらなる改定を織り込み上方修正した。売り上げ、経常利益とも期初予想より5億円各引き上げ、経常利益は205億円(前期比29%増)と過去最高を伸ばす。純利益は、スポンジチタン増産設備の早期稼働のための撤去損や吸収合併した子会社のエスティ不動産の株式評価損の発生などから1億8000万円引き下げ116億4000万円(前期比25%増)と増益率をやや縮小する。期末配当は、商号変更記念配当10円を上乗せして45円に引き下げ、年間80円とする。株価は、10月25日の業績増額観測報道で1万円出没相場から上値を伸ばしたところである。上方修正数値は、報道業績を下回るが増配付きであり、再度の急伸習性発揮が期待される。

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