きょうの動意株

新規上場のCitiは基準値を上回り初値

 シティグループ・インク(Citi、8710外)が、東証1部(外国株)に新規上場された。基準値は、前週末2日のニューヨーク市場の終値37.73ドルにこの日の日本時間7時45分ごろの円の対ドル為替レートで換算した4330円、売買単位は50株となる。同行株は、米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題での損失拡大に関連して、カナダの金融大手が投資判断を引き下げ、配当削減による資本増強優先を指摘したことを受け急落していたが、2日の通常取引後の時間外取引では、同行のチャールズ・プリント最高経営責任者(CEO)が、引責辞任を表明すると報道されたことを受け39ドル台まで急反発しており、東京市場の初値は、寄り付きの買い気配から9時20分に基準値に対して250円高の4580円でつけ、その後初値で売り物超となっている。なおこの日早朝の外国為替相場では、Citiが80億ー110億どるの追加損失を計上するとの観測報道が流れている。同行の東証上場は、同行が外国企業として初めて株式交換方式により日興コーディアルグループ(8603)を三角合併したことに伴い実施される。株式交換比率は、日興CG株主に日興CG1株式当たり1700円相当のCiti株式を割り当て、来年1月中の日興CG後にも売買を可能となる。ただ株式交換比率は、来年1月15日から17日までの平均株価を採用し下限を37ドルとしているため、Citiの株価が37ドルを下回ると日興CG株主が受け取る株数が目減りすることになる。このため前週末2日の日興CG株は、Citi株価の一段の下落を警戒して急反落した。この日の同社株は、31円安の1561円まで続落しやや下げ渋っている。

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