きょうの動意株

黒崎播磨は減益率悪化の業績下方修正が響き一気に安値更新

5352 黒崎播磨 株価チャート

 黒崎播磨(5352)は、寄り付きの売り気配から78円安の333円まで売られ6営業日続落し、8月17日につけた年初来安値366円を一気に下抜いている。前日7日に2007年9月中間期決算とともに、3月通期業績の下方修正を発表、減益率を悪化させることを嫌い売り急ぎの動きとなっている。同社の中間期業績は、期初予想を若干上ぶれて前年同期比8%増収、7%経常増益、25%純益減益となったが、通期業績については顧客企業の操業度が高位安定し耐火物事業の売り上げは拡大するものの、耐火物原料の価格高騰の勢いを増してきたことから利益を下方修正した。売り上げは期初予想より5億円上ぶれるとしたが、経常利益は6億円、純利益は2億円各引き下げ、純利益は26億円(前期比33%減)と前期の過去最高からの減益率を悪化させる。配当は、未定としていた期末配当を前期と同額の5円に据え置く。株価は、前期業績の再三の上方修正、鉄鋼関連人気の波及で400円台から今年2月の年初来高値624円まで5割高し、今期の減益予想、未定としていた中間期配当の無配継続などから往って来いとなっていた。鉄鋼関連株では大平洋金属(5541)の業績下方修正ショックがまだ色濃く残っており、並んでしばらく悪役を演じそうだ。

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黒崎播磨 (5352)

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