きょうの動意株

邦チタニウムは新工場投資額を再増額も業績据え置きで続落

5727 東邦チタニウム 株価チャート

 東邦チタニウム(5727)は、130円安の3560円と5営業日続落となっている。前日7日に2007年9月中間期決算を発表、第1四半期決算開示時の8月の上方修正値通りに着地、3月通期業績も8月予想を据え置いたことから材料出尽くし感が強まり、同時発表のスポンジチタン新工場の投資額の再増額には反応薄となっている。同社の中間期業績は、8月修正値通りに前年同期比19%増収、36%経常増益、33%純益増益となった。金属チタンの需要が、航空機向けや化学プラント、海水淡水化プラントなどの一般工業向けに需要が拡大、相次ぐ生産能力増強と販売価格の上昇が相乗し大幅増収益着地につながった。3月通期業績は、8月修正値を据え置いたが、それでも売り上げ440億円(前期比15%増)、経常利益130億円(同22%増)、純利益75億円(同20%増)と連続して過去最高を更新する。新工場増強は、昨年11月に決定され、今年4月にこれを増強して投資額を396億円と具体化したが、今回はさらに36億円を増額し432億円としてチタン需要拡大に対応する。株価は、9月の年初来安値3340円から来2008年(暦年)のチタン価格交渉の進展を先取りして出直る動きを強めていた。下値から再度リバウンドを窺う展開が予想される。

記事中の会社を詳しく見る

邦チタ (5727)

ページトップ