きょうの動意株

サノヤスヒシノは業績増額も利益確定売りで急反落

 サノヤス・ヒシノ明昌(7020・大1)は、54円安の801円と急反落している。前週末9日に今2007年9月中間期・3月通期業績の上方修正を発表、通期純利益が期初予想の減益率を縮小するが、全般相場の急落とこのところの造船株人気の後退も響き利益確定売りが先行している。上方修正は中間期が、船舶部門で新ゴライアスクレーン1基の新稼働などにより生産性が向上、コストダウンと合わせて採算が改善、中間期に予定していた補修工事が下期に繰り延べになったことを要因としており、通期では新造船の仕様変更に伴う追加工事、陸上部門の食品タンク、化粧品製造用機械などの追加受注などが寄与する。3月通期業績は、売り上げを期初予想より15億円、経常利益を3億円、純利益を1億円各引き上げ、純利益は7億5000万円(前期比27%減)と設備更新の除却特損を一部カバーして減益率を縮める。株価は、今期第1四半期の経常2ケタ減益、純益赤字着地が響き703円安値まで突っ込み11月1日はにほぼこの全値戻しとなるなど値動きが激しい北浜銘柄特有の展開となっている。造船株全般は、このところ上値の伸びを欠いているが、同社は前期業績を上方修正した今年5月には、年初来高値1115円まで5割高しており、北浜銘柄思惑は底流しよう。

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