きょうの動意株

日工検は業績上方修正で割安株買い再燃し急反発

 日本工業検査(9784・JQ)は、寄り付きの買い気配から200円高の2210円まで買い進まれ急反発している。前日19日に今2007年9月中間期・3月通期業績の上方修正を発表、通期純利益が13年ぶりに過去最高を更新することが割安株買いを再燃させている。上方修正のうち3月通期業績は、売り上げが期初予想より2億2500万円、経常利益が1億6600万円、純利益が3億100万円それぞれ引き上げられ、純利益は7億3800万円(前期比78%増)と増益率を伸ばし、1995年3月期の過去最高を更新する。中間期業績の上方修正に伴い通期業績も増額するもので、検査部門で石油・石油化学関連の大型建設工事の諸検査を受注したほか、計測部門で新設免震建物の免震装置・付帯設備の点検調査が好調に推移、焼鈍部門も火力発電所向けなどに熱処理工事が伸び、海外の投資有価証券売却益3億8800万円も加わり、下半期の石油・石油化学関連諸検査の季節的減少をカバーして通期業績の上方修正につながる。株価は、7月に発生した新潟県中越沖地震による原子力発電所の非破壊検査特需思惑から3550円高値まで2000円幅の急伸を演じ、急騰幅の3分の2押し固めを継続している。業績増額でPERは12倍台と割安となり、急騰再現の目も強まる。

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