きょうの動意株

関西ペは反落も通期業績減額は織り込み済みで下げ渋る

4613 関西ペイント 株価チャート

 関西ペイント(4613)は前場、16円安の731円と3営業日ぶりに反落したが、安値後は下げ渋り前引けは4円安と11月16日につけた年初来安値715円を前に下値抵抗力を発揮した。11月16日に2007年9月中間期決算を発表、期初予想よりやや下ぶれ着地し、3月通期業績も下方修正したが、悪材料織り込み済みの打診買いが続いた。同社の中間期業績は、前年同期比14%増収、11%経常増益、17%純益増益と2ケタ増収益を達成した。原材料価格の上昇が業績を圧迫する悪環境下で、環境対応の水性3ウェット塗装システムの採用拡大やインド、タイ、インドネシア、中国などの日系自動車メーカーの現地生産加速などにより自動車新車用塗料が続伸したほか、建設機械向け工業塗料や船舶塗料の船底防染塗料などの拡販も加わり2ケタ増収益につながった。3月通期業績は、売り上げは期初予想据え置きとしたが、経常利益は原料価格が想定以上に高騰しているとして25億円、純利益も15億円それぞれ下方修正した。それでも純利益は140億円(前期比5%増)と連続して過去最高を更新する。株価は、原油価格高騰とともに下値水準を切り下げ安値更新となったが、PERは14倍台、13週移動平均線からも11%超のマイナスかい離と下げ過ぎとなっている。株不足の続く信用好需給も側面支援材料に底値買いも一考余地がありそうだ。

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関西ペ (4613)

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