きょうの動意株

キヤノンは大分新工場建設報道にADR高加わり5連騰

7751 キヤノン 株価チャート

 キヤノン(7751)は、寄り付きの買い気配から170円高の5850円まで買い進まれて5営業日続伸している。直接の買い材料は、この日付けの日本経済新聞で伝えられた大分県に1400億円を投資する交換用トナーカートリッジの新工場建設、生産能力増強だが、前日の米国市場でNYダウが大幅続伸し為替も円安に振れ、同社ADR(預託証券)も大幅続伸したことがサポートしている。NYダウは、コーン米連邦準備理事会(FRB)副議長が、講演会で柔軟で実務的な金融政策を表明、金利引下げ観測が強まり331ドル01セント高の1万3289ドル45セントと大幅続伸し、同社ADRも東京市場の終値に対して200円高(円換算値)した。大分新工場は、プリンターや複写機に使用する交換用トナーカートリッジの需要拡大に対応する国内生産能力増強の一環で、2009年9月に日田市に800億円を投資して新工場を建設するほか、既存工場にも600億円の追加投資をする。同社は、青森県弘前市にも2008年8月の稼働を目指し工場を建設中で、世界11工場のカートリッジ工場の7割強が国内に立地する生産回帰戦略を大きく進めているとしている。株価は、減価償却費増や円高の影響などで相次いで今12月期業績を下方修正して年初来安値5300円まで下ぶれ、積極的な自社株式取得やトッキ(9813・JQ)に対する株式公開買い付けで持ち直している。PER15倍台の下げ過ぎ訂正からも主力株人気の一段の盛り上がりが期待される。

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