きょうの動意株

特殊陶は急反発、NYダウ大幅高で関連ハイテク株買い再燃

5334 日本特殊陶業 株価チャート

 日本特殊陶業(5334)は、67円高の1970円と急反発している。前日の米国市場でNYダウが331ドルの大幅続伸となり、インテルなどのハイテク株も人気となったことから関連の見直し買いが再燃しており、今3月期業績が、減益予想にあるものの期初予想よりは上ぶれ、自己株式取得などの需給好転期待もサポートしている。同社の今3月期業績は、売り上げ3410億円(前期比1%減)、経常利益441億円(同18%減)、純利益277億円(同18%減)と減収減益が予想されている。国内自動車販売の伸び悩み、ディーゼルエンジン用グロープラグ、各種センサーの増加が相殺する自動車関連事業は、増収営業増益となるものの、情報通信関連で主力のMPU用オーガニックICパッケージや通信デバイス用セラミックICパッケージが、主力顧客の在庫調整の影響を受け2ケタの減収減益となったことが響いた。ただ第2四半期に落ち込んだMPU用オーガニックICパッケージが、第3四半期以降に回復が見込まれることなどから、期初予想に比べると経常利益は20億円、純利益は11億円上ぶれており、減益率はその分だけ縮小した。株価は、この減益率縮小と250万株(発行済み株式総数の1.09%)、50億円を上限とする自己株式取得を材料に8月の年初来安値1612円を起点に持ち直しの展開になった。信用取組の1倍割れと拮抗しており、下値対応も一考となりそうだ。

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特殊陶 (5334)

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