きょうの動意株

日触媒は自己株式取得と積極M&Aが相乗し続急伸

4114 日本触媒 株価チャート

 日本触媒(4114)は、58円高の1130円と続急伸している。前週末30日に発表した自己株式取得と第一三共(4568)の子会社2社の株式取得が相乗し割安訂正買いを集めている。自己株式取得は、経済情勢の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的にしており、140万株(発行済み株式総数の0・72%)、15億円を上限に12月3日から来年3月31日までを取得期間として実施する。一方、買収する第一三共の子会社は、EO、プロピレンオキサイド誘導体に独自技術を持つ日本乳化剤(東京都中央区)の全株式と、日本乳化剤が技術供与し台湾でも屈指の界面活性剤メーカーである中日合成(台北市中正区)の第一三共合計持分52.03%で、関連当局の許認可を前提に合計110億円で取得する。両社買収により中長期経営計画に沿い、エチレンオキサイド(EO)関連事業で汎用品比率を引き下げEO誘導品事業を拡充するEOセンター化構想により高付加価値化・高収益化・収益安定化を進める。株価は、今年8月に減価償却方式変更により今期業績を下方修正し、さらに11月に中間期決算発表時には愛媛工場閉鎖関連損失計上で通期純利益を下ぶれ修正したことが響き1000円大台を試す底ばいが続いた。PERは16倍台、PBRは1倍ソコソコとなっており底値妙味を膨らませよう。

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