きょうの動意株

日東電は増額修正業績見直しを信用好需給もフォローし反発

6988 日東電工 株価チャート

 日東電工(6988)は、寄り付きの30円安から切り返し60円高の5790円と反発している。10月30日の2007年9月中間期決算発表に合わせて、3月通期業績を上方修正し窓をあけて急伸し、この窓埋め完了から再び上値を窺っているもので、信用取組が拮抗する好需給も側面支援している。同社の今期業績は、第1四半期業績が2ケタ減益で着地し株価は10月の年初来安値4930円まで急落したが、それだけに中間期決算発表時に通期業績を上方修正したことが大きなサプライズとなった。売り上げは期初予想より250億円、経常利益、純利益は各10億円引き上げられ、純利益は450億円(前期比9%増)と増益率を拡大する。液晶表示関連材料の製品価格下落、液晶テレビ大型化に伴う生産効率低下、減価償却費増加などが続く厳しい経営環境下で、新規分野として医薬品の経皮吸収型テープ製剤や水処理用の高分子分離膜などに注力したことなどが寄与した。株価は、業績増額による株価急伸とともに強弱感も対立、信用取組が厚みを増す展開となった。投資採算に割安感がないだけに売り方と買い方の攻防が激化し上値を追う展開も想定される。

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日東電 (6988)

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