きょうの動意株

ゼンリンは3連騰、DS向け地図データ提供と好需給が相乗

9474 ゼンリン 株価チャート

 ゼンリン(9474)は、70円高の3670円と3日続伸している。11月30日に発表した任天堂の「ニンテンドーDS」用ソフト向けの地図データ提供をきっかけにリバウンド、これに自己株式取得と株不足で逆日歩がつく信用好取組の需給要因が後押しし上値追いを強めている。今3月期業績も、ほぼ期初予想通りに順調に推移、子会社のゼンリンデータコムが、エヌ・ティ・ティ・ドコモ(9437)と資本・業務提携したことなども背景材料となっている。自己株式取得は、100万株(発行済み株式総数の2.6%)、35億円を上限に今年8月1日から来年3月31日までを取得期間に進めている。一方、今期業績は、中間期が前年同期比3%増収、15%経常増益、20%純益増益で着地した。地図データベース関連事業が、カーメーカーの新型車投入やカーナビゲーション出荷台数の増加により堅調に推移しているもので、通期業績も期初予想を据え置き純利益は34億円(前期比0.4%増)と増益を確保する。子会社のNTTドコモとの資本・業務提携は、携帯電話向けに地図データ配信を目的にしているが、今後、au、ソフトバンクとも同様の提携が観測され株価刺激材料となる展開も見込まれる。株価は、投資採算的には割高で、それが逆に強弱感の対立につながっており、なお思惑は高まろう。

記事中の会社を詳しく見る

ゼンリン (9474)

ページトップ