きょうの動意株

葵プロは大幅増益業績を見直し年初安値水準から3連騰

 葵プロモーション(9607)は、30円高の707円と3営業日続伸し、11月12日につけた年初来安値635円水準からリバウンド幅を拡大している。11月9日に発表した今期業績の上方修正にも反応薄で推移してきたが、2007年9月中間期業績の大幅増益をきっかけにようやく持ち直しの動きを強めており、好配当利回り株買いなどを誘っている。同社の中間期業績は、上方修正通りに前年同期比21%増収、2.1倍経常増益、2.0倍純益増益と高変化した。テレビコマーシャルは、メディア・広告媒体の多様化で受注競争が激化しているが、CM作品が自動車、食品・飲料、医薬・化粧品向けに順調に推移し、前期の業績悪化要因となった照明機材事業子会社のメディア・ガーデンや移転で操業開始が遅れたデジタル・ガーデンなどが回復し、インターネット関連の葵デジタルクリエーションも順調に滑り出したことなどが寄与した。3月通期業績は、上方修正通りに大幅増収増益を見込み、純利益は5億円(前期比3.6倍)と急回復する。株価は、前期業績の下方修正・大幅減益の後遺症で底値圏脱出に手間取っているが、PBRは0.8倍、配当利回りは3.2%と大きく割り負けている。底値買い妙味はなお絶大である。

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