きょうの動意株

エスエス薬は今期業績の再上方修正をテコに3連騰

 エスエス製薬(4537)は、寄り付きの買い気配から29円高の588円まで買い進まれて3日続伸している。前日11日に今年10月に続き今12月期業績の再上方修正を発表、前日11日の米国市場でNYダウが、294ドル26セント安の1万3432ドル77セントと5営業日ぶりに大幅反落したことも手伝い、ディフェンシブ株人気が再燃している。同社の今期業績は、決算期変更で9カ月決算となるが、この通期業績を10月に続き再増額した。売り上げ、経常利益が10月修正値より各8億円、純利益が4億5000万円引き上げられ、純利益は13億円(前期は8億9400万円の赤字・12カ月決算)と黒字転換幅を拡大する。OTC医薬品市場は、ドリンク剤、総合ビタミン剤などに下げ止まりがみられており、親会社のベーリンガーが開発したスイッチOTC成分配合の総合感冒薬「エスタックイブファイン」の今年12月の発売、主力製品の「エスカップ」群の順調推移、新製品「キュティナ」の好調持続に販管費効率化が加わり再増額となった。株価は、前回修正時に50円幅の反応をしたものの往って来いとなり底ばいを続けている。投資採算は割高だが、強弱感が対立し信用取組も株不足となっており、売り方の買い戻し主導で一段の底上げも想定範囲内となる。

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