きょうの動意株

イオンは業績下方修正が響き続落し昨年来安値に接近

8267 イオン 株価チャート

 イオン(8267)は、5円安の1523円と7営業日続落し昨年9月につけた昨年来安値1504円に接近している。前日7日に今2月期第3四半期(3Q)決算とともに発表した今期通期業績の下方修正が、売り材料となっている。同社の今期業績は、売り上げが期初予想より1150億円、経常利益が280ー330億円、純利益が100-130億円それぞれ引き下げられ、純利益は600-630億円(前期比4-9%増)と増益は維持するが、期初予想の3期ぶりの過去最高(620億6600万円)更新は微妙となる。米国タルボットが、9月下旬からのミッド・シーズン・セール不振などからカジュアル衣料が伸びず、イオンの単独決算もマイカルのIT投資、イオン銀行の設立準備、電子マネー「WAON」のスタートなど戦略的な投資負担などから利益改善が小幅にとどまったことが下方修正要因となった。株価は、天候不順などが響いてつけた9月、11月の1500円台下位のダブルボトムから、期末配当増配や自己株式取得などを手掛かりに戻りを窺っていた。底割れとなったことから、2000年安値1326円までチャート上の下値メドはなく一段の波乱展開が避けられない。

記事中の会社を詳しく見る

イオン (8267)

ページトップ