きょうの動意株

古野電は3Q業績が大幅増益・高進捗も続急落

6814 古野電気 株価チャート

 古野電気(6814・大1)は、寄り付きの売り気配から105円安の1444円まで売られ続急落している。前週末11日に発表した今2月期第3四半期(3Q)決算が、大幅増益で着地し、昨年10月に上方修正された通期業績に対して高進捗率となったが、反応は限定的で引き続き手仕舞い売りが先行している。同社の3Q業績は、前年同期比9%増収、47%経常増益、30%純益増益と大きく伸び、経常利益は昨年10月の増額値対比で95%、純利益は96%の高進捗率を示した。世界的な海運需要の拡大に伴い新造船受注が大幅増となり、同社の衝突予防レーダーや電子海図表示システム(ECDIS)などの舶用電子機器の需要が高水準で推移、産業用電子機器でも簡易型カーナビ用にGPS関連機器の需要が高まっていることなどが寄与した。2月通期業績は、3Q業績が高水準で推移しているが、おおむね計画通りとして10月修正値を踏襲、純利益は36億5000万円(前期比33%増)と3期ぶりの過去最高を予想している。ただ同社は、第1四半期決算発表時の昨年7月に大幅増益・高進捗率で着地したものの通期業績は期初予想を据え置き、結局10月に上方修正に踏み切っている。今回も期末にかけ同様の展開は有力となる。株価は、造船株全般が大崩れとなり売り先行となっているが、PER12倍台の割安修正で下値からの逆行高習性発揮も想定範囲内となる。

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古野電 (6814)

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