きょうの動意株

日電硝子は業績増額、増配と公募増資が綱引きも急反発

5214 日本電気硝子 株価チャート

 日本電気硝子(5214)は、82円高の1535円と急反発し、1月22日につけた株式分割権利落ち後安値1379円からのリバウンド幅を拡大している。前日28日に今3月期第3四半期(3Q)決算とともに、3月通期業績の上方修正、期末配当の増配、さらに公募増資と自己株式処分を発表、好悪材料綱引きとなったが、前日の米国株価が大幅反発したこともフォローし買い先行となっている。同社の今期業績は、昨年9月に中間期業績の上方修正をしているが、今回は通期業績を増額した。売り上げは期初予想より50億円、経常利益は190億円、純利益は70億円それぞれ引き上げ、純利益は500億円(前期比23%増)と前期の過去最高を大幅に更新する。3Q業績が、FPD用ガラスの市場拡大、生産性の向上で製品価格下落や新設備の立ち上げ費用、原燃料価格高騰をカバーして推移しており、第4四半期も堅調な販売環境が続くとして上方修正した。期末配当は期初予想の4円を5円に引き上げて年間9円(前期実績11円)と株式分割勘案で実質2.5円増配する。1830万株の公募増資、最大288万株の自己株式処分による調達資金は、全額を設備投資資金に充当する目的で2月14-18日を払い込み期日として実施する。株価は、昨年9月の2007年9月中間期業績の上方修正時にはストップ高を演じる急反騰となったが、年明け後は全般相場急落に巻き込まれ株式分割権利落ち後安値1379円まで調整した。好悪材料綱引きのなか、株不足で逆日歩のつく信用好需給も交錯し強弱感はいっそう対立しよう。

記事中の会社を詳しく見る

日電硝 (5214)

ページトップ