きょうの動意株

キヤノンは9期連続最高益予想も米株反落、ADR安響き急続落

7751 キヤノン 株価チャート

 キヤノン(7751)は、320円安の4370円と急続落している。前日30日に12月期決算を発表、前期は昨年7月の下方修正値を下回り着地、今期は9期連続の過去最高更新を予想したものの、米国株価反落や同社ADR(預託証券)安が響き売り先行となっている。前日のNYダウは、米連邦準備理事会(FRB)の政策金利0.5%引き下げにもかかわらず37ドル47セント安の1万2442ドル83セントと3日ぶりに反落し、同社ADR(預託証券)も東京市場の終値に対して209円安(円換算値)で引けた。同社の前期業績は、前々期比7%増収、6%税引前純益増益、7%純益増益となった。デジタルカメラ、カラー複合複写機などが、価格競争激化を新製品の投入や生産・調達革新活動、内製化などで吸収、円高・ドル安、ユーロ安も業績を押し上げた。有形固定資産の減価償却費方法の見直しで減価償却費が638億円増加し増益率は縮小した。今期は、売り上げ4兆7200億円(前期比5%増)、税引純利益8200億円(同6%増)、純利益5200億円(同6%増)と続伸を予想、配当も前期増配の110円を継続する。株価は、PER11倍台、配当利回り2.5%、13週移動平均線から10%超のマイナスかい離と実態的にもテクニカル的にも下げ過ぎとなっており、強弱感の対立のなか下値を固めよう。

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