きょうの動意株

ライオンは今期増収増益転換に信用好需給も支援し続伸

4912 ライオン 株価チャート

 ライオン(4912)は、23円高の495円と続伸し、1月30日につけた昨年来安値455円から出直っている。前日7日に12月期決算を発表、前期は昨年10月の下方修正値を一部下ぶれて着地したが、今期は増収増益転換を予想しており、下げ過ぎ訂正期待を信用好需給がフォローし底離れにつながっている。同社の前期業績は、昨年10月に殺虫剤自主回収のための回収・廃棄費用、評価損19億5000万円を計上して純利益が下方修正されており、7月の中間期業績の上方修正とはまったく逆の業績推移となった。前日発表の前期業績は、この10月修正値を下ぶれ前期比3%増収、4.1倍経常増益、2%純益減益となった。一方、今期業績は、売り上げ3450億円(前期比1%増)、経常利益105億円(同3%増)、純利益57億円(同5%増)と増収増益転換を予想している。原材料価格の高騰は続くものの、ヘルスケア事業、ハウスホールド事業で主力ブランドの育成を進め、高付加価値新製品を投入することなどが寄与する。株価は、前期業績の下方修正以来、安値圏低迷が続き信用取組が拮抗、株不足となっている。業績回復を反映した売り方の買い戻しをリード役に13週移動平均線から10%弱のマイナスかい離の訂正が続こう。

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