きょうの動意株

JQ上場の大西電気は21%高の1211円で初値

 大西電気(3095・JQ)が、ジャスダック証券取引所に新規上場された。公開価格は1000円、公開株式数は46万株となっている。寄り付きの買い気配から9時25分に公開価格を211円、21%上回る1211円で初値をつけ、その後は初値近辺でのもみ合いを続けている。2月1日から再開された2008年のIPO(新規株式公開)は、これまで5銘柄のうち4銘柄が、公開価格を割って初値をつける不調な推移となり、新規資金の流入も乏しく回転も効かず、さらに週末にはセブン銀行(8410・JQ)の大型上場を控える悪環境下にあるが、同社の資金吸収額が4億円強と小規模で、公開価格もPER5倍台と割安なことから、市場の事前観測を上回り穏当な初値形成につながった。同社は、エレクトロニクス分野の専門商社で、設立当初の電気絶縁材料中心の商品構成から次々と取扱商品を拡大、現在では10万点以上を1500の取引先に販売している。パソコン部品や半導体製造装置用の電気部品が売り上げの3分の1を占め、ゲーム機向けの電気材料の販売比率も高い。今2008年3月期業績は、売り上げ143億円(前期比5%増)、経常利益6億4600万円(同8%増)、純利益4億200万円(同25%増)、1株利益194.2円を予想している。

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