きょうの動意株

サッポロHDはスティールのTOB提案反対表明受け急反発

2501 サッポロホールディングス 株価チャート

 サッポロホールディングス(2501)は、34円高の810円と急反発している。前日26日にスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド(オフショア)、エル・ピー(SPJSF)から昨年2月15日に受けていた株式公開買い付け(TOB)提案に対して反対を表明、敵対的買収に発展するとの観測も強まり思惑買いが先行している。SPJSFは、サッポロHDの株式を18.6%保有する筆頭株主で、1株825円でのTOBや酒類事業の差別化戦略、不動産事業の価値最大化などを提案していた。この提案に対して両社は追加情報の要請と回答書を交互にやり取り、取締役会で1年間にわたり評価を続けてきた。この結果、前日に取締役会としてこれまでの明星食品、ブルドッグソースへの買収提案でも明らかなように、SPJSFの提案は、経営方針が不明確で真摯に経営に参加する意志がなく、株主全体の利益を損なうとして反対を表明した。サッポロHDは、ただちに買収対抗策の発動を予定していないが、今後は、SPJSFの敵対的TOBや買収対抗策の発動、ブルドックソースで見られた法廷闘争などへ発展する可能性も残り、株価を刺激することになる。大きく株不足となっている信用好需給も加わり強弱感の対立が継続しよう。

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サッポロH (2501)

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