きょうの動意株

JQ大型上場のセブン銀行は20%高の16万8000円で初値

8410 セブン銀行 株価チャート

 セブン銀行(8410・JQ)が、ジャスダック証券取引所に新規上場された。資金吸収額が523億円超と昨年10月上場のソニーフィナンシャルホールディングス(8729)以来の大型上場で、公開価格は14万円、公開株式数は公募増資はなく株式売り出しのみの37万3750株となっている。寄り付きの買い気配から9時24分に公開価格を2万8000円、20%上回る16万8000円で初値をつけ、その後は初値近辺でのもみ合いとなっている。2月スタートの今年の新規株式公開(IPO)市場は、これまで上場の7銘柄のうち5銘柄が公開価格を下回って初値をつけるなど不調に推移し、全般相場の波乱の影響とニューマネーの流入不足が続いており、大型上場が忌避された側面があったが、同行が独自の銀行ビジネスモデルを展開し不良債権などの懸念もなく、公開価格もPER13倍台と割安なことから、市場の事前観測を上回る穏当な初値形成となった。同行は、セブン&アイ・ホールディングス(3382)の傘下銀行で、ATM事業を主力事業としている。グループのコンビニエンスストアやショッピングセンター内に設置している約1万3000台のATMと都市銀行、地方銀行、証券会社、生命保険のどを結んで入出金サービスを提供、受け入れ手数料を収益源としている。今後は、交通機関、空港、ホテルなどのグループ外へATM設置を進める。今3月期業績は、売り上げ834億円(前期比10%増)、経常利益233億円(同6%減)、純利益131億円(同3%増)、1株利益1万737円を予想している。

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