きょうの動意株

新規上場のナノキャリアは買い気配を切り上げる

4571 ナノキャリア 株価チャート

 ナノキャリア(4571・M)が、東証マザーズに新規上場された。公開価格は2万円、公開株式数は3万7950株となっている。寄り付きから買い気配を切り上げ10時15分現在、公開価格を6100円上回る2万6100円買い気配で売り買い差し引き2014株の買い物を集めている。2月の再開以来、2008年の新規株式公開(IPO)市場は、全般急落相場の影響を受けて不調な推移が続いたが、大型上場のセブン銀行(8410・JQ)を無事通過、連続してストップ高を演じた人気株の博展(2173・HC)も登場して、ようやく本来のシコリの少なさと内需関連業態が見直されており、公開価格が仮条件の下限で決まったものの、同社のバイオ関連の先端性と資金吸収額が7億円と相対的に小規模にとどまっていることが買い評価されている。同社は、「ミセル化ナノ粒子」を中核技術に主に抗がん剤を研究・開発するバイオベンチャーである。同技術は、ナノテクノロジー(超微細化技術)を駆使して100ナノメートル未満のナノ粒子を開発して内部に薬物を封入、血液内に長時間にわたって循環し薬物ががん細胞を攻撃することを可能とする。1996年6月の会社設立以来、医薬品の開発に向け研究開発活動を続け、共同研究による研究開発協力金や成功報酬を収益源としている。業績は、研究開発費などが収入を上回り赤字となっている。今2008年3月期業績は、売り上げ2億6700万円(前期は1億300万円)、経常利益11億8600万円の赤字(同7億2700万円の赤字)、純利益11億8700万円の赤字(同7億2900万円の赤字)を予想している。

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ナノキャリ (4571)

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