きょうの動意株

アサックスはストップ高、東証1部指定替えで需給好転思惑

8772 アサックス 株価チャート

 アサックス(8772・東2)は、寄り付きの買い気配から2万円高の13万9000円とストップ高まで買い進まれて変わらずを挟み11営業日ぶりに急反発し、前週末ザラ場につけた株式分割権利落ち後の上場来安値11万8000円から急出直りとなっている。同社が属する不動産セクターは、米国のサブプライムローン問題の連想売りや2月の首都圏マンション新規発売戸数が28%減と15年ぶりの低水準となり、さらに業績下方修正銘柄が3銘柄も続いことが嫌気され軒並み売られ、首都圏を地盤に不動産担保ローン事業を展開する同社株もトバッチリを受けた。このなかで14日に東京証券取引所から3月21日付けで東証1部への指定替えを承認され、指定替えに際し新株式発行などの希薄化・需給悪化材料を伴わないことから株価指数連動型の運用方針を採る機関投資家などの買い増し思惑が高まり買い先行となっている。同社の株価自体は、好悪材料が相半ばし下値を探ってきた。昨年2月の東証2部上場以来、5月発表の1対3の株式分割を好感して上場来高値113万円まで急伸したものの、権利落ち後の8月には公募増資・株式売り出し(発行価額15万6170円)を発表して急落、11月には今3月期業績を上方修正して戻りを試す展開となっていた。PERは8倍台、PBRは0.9倍と下げ過ぎ示唆となっており、「不動産株冬逆戻り」懸念を押し返せるか注目されることになる。

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