きょうの動意株

CFSコーポはTOBより第3者割当増資を嫌い急反落

 CFSコーポレーション(8229)は、20円安の530円と急反落している。前日17日後場取引時間中の午後2時40分にイオン(8267)との間で、株式公開買い付け(TOB)、第3者割当増資を含む業務・資本提携を発表、売買が停止されてそのまま引けたが、この日はTOB価格600円へのサヤ寄せ期待よりも第3者割当増資に伴う希薄化懸念が優勢となり売り先行となっている。同社とイオンは、アインファーマシーズ(9627・JQ)との経営統合を巡って意見が対立、1月22日の経営統合のための臨時株主総会で統合が否決されて以来、協力のあり方について協議してきた。その結果、イオンの経営資源を最大限に活用することが、CFSコーポの業績・企業価値向上のための最善策として業務・資本提携を強化する。資本提携は、まず4月上旬から5月上旬までを買い付け期間に280万株のTOBし、次に5月23日払い込みでイオンを割当先に600円の発行価額で600万株の第3者割当増資を実施、増資後のイオンの持株比率は15.01%から29.21%に高まり、イオンの持分法適用会社になる。第3者割当増資で発行する新株式は、発行済み株式総数の約20%に当たるが、希薄化より協力体制構築によるシナジー効果が大きいとしている。株価は、昨年12月以来の統合を巡る攻防で下値を切り上げる展開となっていた。3月11日には2008年2月期業績の上方修正を発表しており、強弱感の対立が続こう。

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