きょうの動意株

名古屋電は最安値から急伸、5期ぶり最高純益へ業績上方修正

6797 名古屋電機工業 株価チャート

 名古屋電機工業(6797・名2)は、寄り付きの買い気配から3営業日ぶりに商いが成立し、3月17日終値に対して35円高の415円と急伸、同日ザラ場につけた上場来安値379円からの底離れを窺っている。休日前の19日に今3月期業績の上方修正を発表、純利益が一気に5期ぶりに過去最高を更新することがポジティブ・サプライズとなり割り負け訂正期待の買い物を触発している。同社の今期業績は、昨年1月に9月中間期業績を上方修正し赤字を縮小したが、今度は通期業績を増額した。売り上げを期初予想より12億4000万円、経常利益を8億6000万円、純利益を7億4000万円それぞれ引き上げ、純利益は9億1000万円(前期は54億8500万円の赤字)と黒字転換し、2003年3月期の過去最高7億3200万円を更新する。道路交通関連などの情報装置事業で、客先の受注が予想以上に伸びて年度内工期の物件が多く、利益面では事業構造改革計画の一環として進めている選別受注による収益性の向上、人件費抑制、材料見直しなども加わり上方修正につながった。株価は、早期退職優遇制度による希望退職者の募集や中間期業績の増額、さらに木田工場跡地売却による特別利益発生などにも反応が鈍く、品薄・値付き難が続き上場来安値水準での底ばいとなっていた。PERは一気に2倍台と超割安となり、PBRも0.3倍と出遅れていることからも大幅な底離れが期待される。

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名古屋電工 (6797)

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