きょうの動意株

グッドウィルは買い気配、Uテクノロジーの株式取得で思惑

 グッドウィル・グループ(4723)は、寄り付きから買い気配をアップさせ1400円高の1万3100円買い気配と8営業日ぶりに急反発している。前週末21日にユナイテッド・テクノロジー・ホールディングス(2146・JQ)が、大量保有報告書を提出し同社株式76万6594株(発行済み株式総数の30.40%)を取得、同社の筆頭株主となったことが明らかになり、敵対的M&Aへ発展する可能性も強まるとして思惑買いが再燃している。グッドウィルは、介護事業、人材派遣事業で企業不祥事が相次ぎ業績は赤字転落、配当も無配転落し、経営再建策を模索してきたが、今年3月11日に米国大手投資ファンドのサーベラスと同大手証券のモルガン・スタンレーの関連会社の組成する投資目的会社に普通株式・優先株式を割り当て発行するとともに、同目的会社がみずほ銀行から同社への貸付債権を譲り受けて、新たな枠組み、新経営体制で経営再建に踏み出したばかりである。株価は、この新株発行の希薄化・需給悪化懸念から連続ストップ安を交え1万5000円幅の急落となった。これに対してUテクノロジーは、新役員選任、優先株発行のための定款変更などを議案とするグッドウィルの臨時株主総会の基準日3月31日を前に、大量保有報告書を提出したもので、取得理由として、人材ビジネスを展開している同業者として両社の専門性やノウハウを連携させる業務提携を進めるとしている。敵対的なM&Aに発展するか注目されるところで、グッドウィルの信用好需給も絡み思惑が増幅している。なおUテクノロジーの株価は、2万円安の17万9000円と3営業日ぶりに急反落している。

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