きょうの動意株

ユニーの日経225構成銘柄採用は反落してスタート

 ユニー(8270)は、30円安の928円と4営業日ぶりに反落している。この日から日経平均株価の構成銘柄に採用されスタートしたことから、日経225連動型のファンドの買い増しなどの需給好転の現実買いが期待されたが、採用発表かた200円超の急騰を演じただけに利益確定売りが交錯している。構成銘柄採用は、三越、伊勢丹が共同持ち株会社化、三井住友海上火災保険も持ち株会社化により上場所廃止され、採用から除外されることに伴い実施されるもので、同採用が公表された3月11日から同社の株価はすでにストップ高するなど急騰した。急騰後の3月18日には、合計4回目となる2008年2月期業績の下方修正を発表、純利益が5億円(前期比94%減)と大幅減益を予想したが、需給優先でハネ返し上値を追った。再三の業績減額は、同社自身の直営売上高の計画未達、荒利益減少のほか、子会社のさが美、パレモ、鈴丹などの業績低迷・下方修正も要因となっており、2009年2月期業績の先行きを不透明化させる。このため高値では信用売り残・買い残とも積み上がって大取組となり強弱感が対立しており、この需給面からの株価押し上げ効果も高まっている。業績動向に懸念が強まれば強まるほど、需給思惑相場に拍車のかかる展開が想定される。

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