きょうの動意株

トヨタは反発、日銀短観が市場予測下回るがNYダウ反発が支援

7203 トヨタ自動車 株価チャート

 トヨタ自動車(7203)は、80円高の5050円と反発している。この日寄り付き前に発表された3月の日銀企業短期経済観測で、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス11と2四半期連続で大幅に悪化、2003年12月以来の低水準となり、市場予測平均12を下回ったが、前日31日の米国市場で、NYダウが46.49ドル高の1万2262.89ドルと反発、為替相場も1ドル=99.65ー75円と0.50円のドル高・円安となり、同社ADR(預託証券)も東京市場の終値より57円高(円換算値)で引けたことから、同社株を買い直す動きとなっている。日銀短観からは米国の景気後退、円高想定から国内景気の下ぶれリスクが高まっているが、1円の円高が350億円の営業減益要因となる同社の為替特性に対して、この日の東京市場の為替相場が、日銀短観の悪化はほぼ想定の範囲内として1ドル=99円台後半のもみ合いで始まったことも買い評価されている。株価は、昨年2月の上場来高値8350円から今期業績の上方修正、積極的な自己株式取得・消却、さらに産油国系政府ファンドの株式取得思惑などの好材料が続いたものの、米国景気の先行き懸念、円高で下値フシを抜け調整が進んでいた。新年度入りとともに公的資金など新たな需要主体が浮上するかが、主力株人気再燃のポイントとなりそうだ。

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