きょうの動意株

7&I-HDは今期純益が市場予想下回るが自己株式取得で急反発

3382 セブン&アイ・ホールディングス 株価チャート

 セブン&アイ・ホールディングス(7&I-HD、3382)は、155円高の2750円と4日ぶりに急反発している。前日10日に2月期決算を発表、前期は今年1月の下方修正通りに増収減益で着地、今期は増収増益転換を予想したが、営業利益は4月7日の増益観測報道値に届かず、純利益も市場コンセンサス平均を下回ったが、同時発表の自己株式取得や積極的な中期経営計画を評価し買い優勢となっている。同社の今2月期業績は、売り上げ5兆7600億円(前期比0.6%増)、営業利益2940億円(同4%増)、経常利益2900億円(同4%増)、純利益1370億円(同4%増)と予想された。前期は、フードサービス事業の業績不調や国内コンビニエンス事業、電子マネー導入の先行投資負担にクレディセゾン株式売却損失などが重なり、下方修正、増収減益着地となった。今期は、中期計画に基づき店舗の選別やプライベートブランド商品の拡大、電子マネーの導入を積極推進することなどから増収増益を見込んだ。ただ営業利益は、7日の観測値3000億円を下回るとともに、純利益も市場コンセンサス平均1565億円に届かない。自己株式取得は5000万株(発行済み株式総数の5.23%)、1700億円を上限に4月18日から6月30日までの間に市場買い付けする。株価は、4月7日の業績観測を好感高したものの往って来いとなり、前日10日の外食子会社のリストラ報道にも反応薄となった。減益を予想したイオンとは「勝ち組・負け組」の2極化相場展開も、想定範囲内になる。

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