きょうの動意株

タクトホームは最安値覗く、中間期に続き通期業績も減額

 タクトホーム(8915)は、寄り付きの売り気配から750円安の3万200円と売られて3日続落し、3月18日につけた上場来安値2万9310円を覗いている。前日15日の今5月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、昨年12月の11月中間期業績に続き今度は5月通期業績の下方修正を発表、中間期減額時と同様に失望売りを浴びている。同社の5月通期業績は、売り上げが期初予想より10億円引き上げられたが、経常利益は30億5500万円、純利益は17億4100万円それぞれ引き下げられ、純利益は8億6600万円(前期比62%減)と期初の増益予想、3期ぶりの過去最高更新予想が大幅減益転換する。改正建築基準法の施行、米国サブプライムローン問題による金融市場の混乱が続く悪環境下、中間期決算以降、売り上げ拡大により限界利益の積み上げを図ってきたが、同業他社との競争激化や原価上昇分の価格転嫁の未達などで採算が悪化し下方修正につながった。株価は、投資採算的には下げ過ぎ示唆となっているが、業績回復のメドがますます遠去っており、なお値幅・日柄調整が続きそうだ。

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