きょうの動意株

原弘産は今期純益が増益転換も反応薄く大幅続落

8894 原弘産 株価チャート

 原弘産(8894・大2)は、寄り付きから売り気配を切り下げ2万3000円安の12万7000円で寄り付き3営業日続落している。同社株は、4月17日に2008年2月期業績の下方修正、前々期の過去最高純益からの大幅減益を発表し、株価は売り先行で始まりストップ安と売られた。大引け後にはその大幅減益決算を発表するとともに、今2月期業績は大幅増益、2期ぶりの過去最高純益更新を予想したが、大幅減額による業績信頼性の低下が響き売り物を押し止めるまでには至っていない。同社の前期業績は17日の下方修正通りに前々期比4%増収、94%経常減益、95%純益減益と大きく悪化した。分譲マンションの計画未達や風力発電事業の部品供給不足による製造遅れに、国内連結子会社の抜本的立て直しに向けた11億9000万円ののれん減損損失計上が大きく業績の足を引っ張った。今期は売り上げ620億円(前期比12%増)、経常利益32億円(前期は1億8100万円の黒字)、純利益20億円(同8300万円の黒字)と利益V字回復を予想、純利益は過去最高を更新する。分譲マンションでは新規設立した子会社により国内の東日本と中国湖南省での展開を強め、風力発電事業の受注・販売拡大も寄与する。株価は、風力発電事業の環境関連株人気に日本ハウズイングへのTOB攻勢が加わり、上場来安値から26万2000円まで16万円高し上昇幅の3分の2調整となった。今期予想ベースのPERは8倍台と割安となり、下値で強弱感対立要因となる。

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