きょうの動意株

イビデンは今期も減益率悪化で市場予想下回り急続落

4062 イビデン 株価チャート

 イビデン(4062)は、490円安の4100円とストップ安寸前まで売られ急続落している。前日24日に発表した3月期決算が、前期、今期と減益率を悪化させ、市場コンセンサス平均を下回ることが失望感を呼び売り先行となっている。同社株は、今年2月の前期第3四半期決算発表時にそれまでの上方修正ペースから一転して前期業績を下方修正、株価はストップ安を交え3720円安値まで3000円幅の急落となった。ところが、ここにきて米インテルの好決算などに反応し、業績好転思惑などから今度はストップ高を交え1000円超の反発を演じていた。前期業績は、2月の減額値を下回り前々期比3%増収、8%経常減益、4%純益減益となった。電子関連部門のプリント配線板、パッケージ基板とも受注が拡大したものの原材料費上昇や競争価格激化に伴う製品価格下落で利益が落ち込み、セラミック部門のDPF(ディーゼル車黒煙除去フィールター)売り上げ増、利益続伸でも補えなかった。今期も、米国経済の減速、原油・商品市況の高騰、為替変動に企業間競争などの厳しい業績環境が続くとして、慎重な業績予想となった。売り上げは4200億円(前期比1%増)、経常利益は600億円(同11%減)、純利益は386億円(同16%減)を見込み、純利益は、小幅ながら連続増益を観測していた市場コンセンサス平均500億円を大きく下回る。このところにの反発分だけ下値確認も長引きそうだ。

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