きょうの動意株

リコーは今期小幅回復予想も織り込み済みで3連騰

7752 リコー 株価チャート

 リコー(7752)は、77円高の1820円と3日続伸している。前日24日に発表した2008年3月期決算が、今年1月の下方修正値を下ぶれて純利益は減益転換して着地、今期純利益も、小幅増益転換予想で市場コンセンサス平均は下回ったが、悪材料織りこみ済みとして、下値での割安修正買いが先行している。同社の前期業績は、前々期比7%増収、0.1%経常増益、4%純益減益と伸び悩んだ。カラー機を中心にPPCやMFP、プリンターが国内、海外で堅調に推移し、デジタルカメラも続伸したが、為替レートが1ドル=114.40円と2.62円の円高、1ユーロ=161.69円と11.61円の円安となる為替変動の影響が期後半に拡大、研究開発費増などの販管費負担も重なり、1月の減額値を下回った。今期は、オフィスソリューション分野のカラー化やソリューション展開を続けるが、為替レートを1ドル=100円、1ユーロ=160円と円高と想定しており、回復は小幅にとどまる。純利益は、1080億円(前期比1%増)と予想したが、市場コンセンサス平均1167億円には届かない。株価は、1月の業績減額で3月の昨年来安値1395円まで300円安し、自己株式取得や逆日歩がつく信用好取組などの需給主導ですでに下落幅をリカバリーしている。PER12倍台の割安修正を巡り強弱感の対立が高まろう。

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