きょうの動意株

松下は連続最高純益と自己株式取得が相乗し3連騰

6752 パナソニック 株価チャート

 松下電器産業(6752)は、寄り付きの買い気配からようやく9時25分に寄り付き、220円高の2355円まで買い進まれ3営業日続伸となっている。28日に3月期決算を発表、前期、今期と連続して過去最高純益を更新して、今期純利益が市場コンセンサス平均を上回っており、同時発表の自己株式取得の需給好転要因も相乗して買い増勢となっている。同社の前期業績は、昨年7月の小幅減額値をやや上ぶれ前々期比0.4%減収、0.9%税引前利益減益、29%純益増益で着地し、純利益は22期ぶりに過去最高を更新した。引き続き「V商品」を強化しプラズマディスプレイパネル事業の新工場を稼働、薄型テレビやデジタルカメラなども好調に推移したが、日本ビクターの持分法適用会社化による売り上げ減や原油・原材料価格の高騰、価格競争の激化、さらに早期退職一時金、保有株式評価損、固定資産減損などが重なり税引前利益は減益となり、純利益は法人税の減少で過去最高となった。今期は、中期経営計画に沿い、成長と収益体質の強化を基軸に海外2ケタ増販などを進めて増収増益転換を予想、純利益は3100億円(前期比10%増)とし、市場コンセンサス平均2906億円を上回る。配当は、前期の5円増配の35円(前々期実績30円)に続き45円に引き上げる。自己株式取得は、5000万株(発行済み株式総数の2.0%)、1000億円を上限に4月30日から来年3月下旬まで市場買い付けする。株価は、1月の商号変更発表から底離れ、戻りを窺っている。主力株人気再燃を加速させよう。

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パナソニク (6752)

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