きょうの動意株

マクニカは3回目の業績修正が上方修正で急反発

 マクニカ(7631)は、69円高の1362円と急反発している。前日1日に2008年3月期業績の3回目の修正を発表、前2回の下方修正と異なり上方修正となり減益率を縮小することが、下げ過ぎ修正期待の買い物を誘発している。同社の3月期業績は、昨年10月、今年3月と2回下方修正されたが、今回はその再減額値を5月7日予定の決算発表に先立って上方修正した。売り上げはさらに8億3300万円引き下げたが、経常利益は8億1000万円、純利益は2億4300万円それぞれ引き上げ、純利益は8億9300万円(前期比75%減)と減益率をわずかだが縮小する。前回の2回の減額修正は、半導体価格の下落や通信市場の設備投資回復の遅れ、たな卸資産の廃棄損9億円、同評価損7億円、為替レートを1ドル=100円に見直したことによる5億円の為替差損発生などを要因としていたが、たな卸資産廃棄損が1億7500万円、為替差損が2億9100万円減少、海外の出資半導体メーカー・ネットワーク関連商品メーカーへの投資有価証券・出資金の評価損6億1200万円の追加計上を吸収して上方修正につながった。株価は、相次ぐ業績減額が響きこの4月に上場来安値1095円まで急落、下げ過ぎ訂正でリバウンドしている。決算発表に向け来期以降の業績復調を期待し一段の戻りを試そう。

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