きょうの動意株

ファンケルは前期下ぶれ着地、今期小幅回復響き反落

4921 ファンケル 株価チャート

 ファンケル(4921)は、23円安の1285円と5営業日ぶりに反落している。前日1日の3月期決算を発表、前期は期中の下方修正値を下ぶれて着地したが、今期は増収増益転換を予想したものの小幅にとどまったことが響き利益確定売りが先行している。同社の前期業績は、前々期比1.7%減収、7%経常減益、45%純益増益と増・減益マチマチとなり、利益水準は昨年11月に下方修正された予想値にやや未達となった。化粧品関連事業は、主力製品のリニューアルなどにより好調に推移したが、栄養補助食品関連事業やその他事業の不振が響いており、純利益は前々期にポイントの会計処理変更に伴い特別損失として計上した過年度ポイント引当繰入額21億3200万円が一巡し大幅増益となった。今期は、化粧品関連事業では、ファンケル化粧品の前期リニューアルのスキンケア製品の続伸やアテニア化粧品の積極広告展開による顧客数増加、栄養補助食品関連事業ではダイエット、ビューティ関連商品の中高年向け製品の強化などを進め増収増益転換を予想している。売り上げ1015億円(前期比2%増)、経常利益80億円(同3%増)、純利益42億円(同13%増)としている。株価は、かつての無添加化粧品人気から業績伸び悩みが響き上場来来安値1185円水準での底もみが続いている。投資採算はまだ割高だが、薄めながら株不足となる信用好需給などを支えに底値確認を続けよう。

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