きょうの動意株

昭シェルは中間業績増額にWTI最高値重なるが小動き

5002 昭和シェル石油 株価チャート

 昭和シェル石油(5002)は、8円高で寄り付いたあと値を消し7円安の1100円と続落し小動きが続いている。前日8日に今12月期第1四半期(1Q)決算とともに、6月中間期業績と12月通期売り上げの上方修正を発表、前日の米国市場で原油先物(WTI)価格が5営業日続伸し、時間外取引では一時1バーレル=124.61ドルまで買い進まれて連日の最高値更新となったが、在庫評価益を除いた1Q業績は実質減益とされたことが響き積極的な買いにつながっていない。同社の1Q業績は、前年同期比11%増収、2倍経常増益、2.1倍純益増益と大きく伸びた。原油価格が、前年同期は期初に下落したのに対して右肩上がりに上昇してたな卸資産評価の影響額が良化したことが要因となっており、同在庫評価影響額を除いて算出した経常利益相当額は50億円と前年同期比112億円減になるとしている。1Q好決算を踏まえ、第2四半期原油代1バーレル=95ドル、為替レート1ドル=100円、下期も同様に93ドル、102円を前提に業績を上方修正した。中間期は、売り上げを期初予想より1200億円、経常利益を40億円、純利益を20億円引き上げ、通期は売り上げのみ2100億円上方修正した。株価は、前期も1Q決算発表の昨年5月に同様に中間期業績と通期売り上げを上方修正、さらにWTI価格が初の100ドル台乗せとなったことも加わり昨年来高値1603円まで買い進まれた。下値で再現思惑を誘う展開も想定される。

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