きょうの動意株

日製鋼は前期上ぶれ着地、今期2ケタ増益を予想し反発

5631 日本製鋼所 株価チャート

 日本製鋼所(5631)は、26円高の1902円と反発している。前日12日に3月期決算を発表、前期は期中の2回の上方修正値を上ぶれて増益率を拡大して着地し期末配当を増配、今期も続伸を予想しており、純利益が市場コンセンサス平均を下回ったが、売り方の買い戻しを交え買いが先行となっている。同社の前期業績は、期中の2回の上方修正値を上回り前々期比6%増収、31%経常増益、39%純益増益と高変化した。電力・原子力用の鋳鍛鋼品、淡水化プラント用のクラッド鋼板、天然ガスパイプライン用のクラッド鋼管などの鉄鋼製品や、造粒機、押出機、プラスチック射出成形機などの樹脂機械の受注、生産が大きく伸び、操業度向上、生産性アップによるコストの削減や原材料価格高騰に対応した製品代価の是正が上乗せとなり増益率を拡大した。今期も、鉄鋼製品の室蘭製作所での増産や高付加価値製品の増加、コストダウン、増産効果により業績続伸を予想している。売り上げ2380億円(前期比7%増)、経常利益320億円(同3%増)、純利益177億円(同1%増)としているが、純利益は市場コンセンサス平均201億円には届かない。株価は、プラント・原子力関連人気の再三の業績増額がオンして昨年7月に上場来高値2105円をつけ、前週9日に風力発電の主力部材の製造能力増強が伝えられ、2000円大台回復を窺った。投資採算は割高だが、株不足となっている信用大取組をテコに最高値再挑戦の目も出てこよう。

記事中の会社を詳しく見る

日製鋼 (5631)

ページトップ